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少し古い建物。窓から差し込む暖かい日差し。店内に充満しているコーヒーの香りが心地よい。彼女は喫茶店に居た。家からも近いこのお店。暇な時はよくここに来て時間を潰していた。大学生だろうか。彼女の正面の席では若い男の子が小説を読んでいる。癖のない黒い髪の毛。すらっとまっすぐ伸びた鼻筋。キリっとした目。何度か見たことがある顔だ。さっきまでは他にも数名の客が居たはずだが、いつの間にか二人きりになっていた。「少し気まずいな。」そう思い下を向いてコーヒーをすすっていると、「こんにちは」と彼が話しかけてきた。いつの間にか彼女と同じテーブルに着いている。「もしよければ少しおしゃべりしませんか?」屈託の無い笑顔で話しかけられた。「ちょうど暇してた所だし、まぁいいかな」と彼女も乗り気だ。名前は文則と言うらしい。一通り自己紹介をした後、居酒屋へと移動する事となった。お酒をのみながら時々訪れる沈黙の瞬間に、「なんで私に声をかけてきたんだろう」ふとそんな思いがよぎる。彼女は話題作りの意味も含め、彼に聞いてみた。そうすると、彼が少しバツが悪そうに話しはじめた。それによると、彼は二人が出会った喫茶店に初めて来た時、彼女を見かけたそうだ。そこで一目ぼれしてしまったらしい。それ以来彼女に会いたい一心で通っていたそうだ。そして今日が5回目の再開。タイミングを見計らって話しかけてみたと言うのだ。彼女は呆れていた。「私がまた来るかどうかなんて分んないでしょ?」そう言うと、「絶対来ると思ってた」と言う。「だって運命でしょ?」彼女は笑ってしまった。「バカなの?」でもちょっと嬉しかった。そしてその夜二人は身体を重ね、付き合うこととなった。それから三ヵ月後。飽きっぽい彼女は早くも彼との関係に飽きていた。体の相性は良い。年下だけど、結構しっかり者で頼り甲斐もある。でもなんだか楽しくない。お互い興味を持つものが違い過ぎた。共有できるものが少なすぎた。だから別れる事にした。ずっとエッチはし続けようねと約束して。こうして彼女に一人目のセフレができたのだった。そして現在、セフレは彼の他にもう一人居る。三つ年上の和也だ。彼とは合コンで出会い、成り行きでエッチしてそのままセフレとなった。今では週1ペース出会い、お互い快楽を求め合っていると言う。身体だけの気楽な関係。文則とも繋がっていたい彼女にとっても都合がよかった。今回の出演は二人と遊ぶ為のお小遣い稼ぎだという。白い肌がまぶしい彼女。どんな姿が見られるのか非常に楽しみである。
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